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地図表示にWeb Mappingを採用した簡易配車インタフェース Version 4.5 の出荷を開始しました。
届先フィルタリング機能、図形エリアによる割付制御、休憩時間設定等の新機能を搭載し、より正確な自動計算、より素早い配車編集を実現しました。
メイン地図、詳細地図にWeb Mapを採用。より詳細な地図を手軽に利用することができますようになりました。
標準では国土地理院「地理院地図」の標準地図、淡色地図、白地図、電子国土基本図(オルソ画像)、色別標高図を表示できます。
(下図は、メイン地図に国土地理院「地理院地図」の淡色地図を使用し、届先およびトリップポリゴンを表示した状態です)
Web Mapを表示したメイン地図および詳細地図では下記の操作が可能です。
● 割付・未割付、荷量別届先表示図形設定
● 詳細ルート、簡易ルート、トップポリゴン表示
● 届先名称ラベル表示
● 荷卸順番ラベル表示
● ドラッグ&ドロップによる割付変更
● ピンチ・イン/アウトによる地図の拡大・縮小
● ドラッグ&ドロップによる届先ラベルの位置調整
● 届先位置の変更
(注)Web Mapを使用する場合は、インターネット接続が必要です。
インターネットに接続できない環境ではMapInfo Proを使用してローカルで地図を表示することができます。
オプション1カラム、オプション2カラムの内容で届先をフィルタリング表示。
割付済届先リスト、未割付届先リスト、地図の表示対象届先がフィルタリングされた届先となります。
また、フィルタリングされた届先のみが、初期割付、自動車輌配置、自動追積の対象届先となります。
車輌の担当エリアに、ポリゴン図形で定義したエリアを
設定可能。従来の市区町村別エリアより詳細な割付制御 が可能となりました。
右図は新しいエリア設定画面です。
※右図の地図には国土地理院「地理院地図(淡色地図)」を使用しています。
標準休憩時間、走行中休憩時間設定機能を新規搭載。
標準休憩時間については、全体設定のほか、車輌毎に設定が可能です。
t車、車種、時間指定等の届先毎の納入条件をマスタ登録し、配車データ読込み時に届先に設定する機能を搭載。
届先コードに加え、オプション1・オプション2の値を使用することで、同一届先について複数の納入条件を登録することが可能です。
機能 |
内容 |
複数コースマスタ管理機能 | 初期割付に使用するコースマスタを複数登録可能。 オプション1、オプション2の値により設定対象届先を絞り込むことができます。 |
配車データ読込み時の初期割付設定 | 配車データ読込み後の初期割付設定を読込み実行直前に指定するよう変更。 これにより、配車データ読込みから初期割付までの一連の機能を中断なく実行することが可能になりました。 |
時間・距離テーブル作成速度の向上 | 時間・距離テーブルの「全計算」実行時に使用するCPU数の上限を2から8に引き上げ、時間・距離テーブルの初期作成時間を大幅に短縮。 |
スーパーマップルデジタル対応 | 詳細地図にスーパーマップルデジタル10以降の最新地図データを使用可能。 |
地図(MapInfo)速度の向上 | メイン地図にMapInfo Proを使用した場合の選択表示の速度、地図の再描画速度が向上。 |
Windows 10 対応 | 対応OS:Windows 7、8、10 |
簡易配車インタフェースの標準機能につきましては、下記をご覧ください。